津山市の美作大学は、短期大学部の募集を２０２５年度以降停止すると発表しました。少子化や志願者数の減少が理由です。

（美作学園　藤原修己理事長）
「短大の募集停止という結果に陥ったことについて、説明して理解いただきたい」

美作大学の短期大学部は、１９５１年に美作短期大学として開設されました。２００３年には男女共学となり、これまでに１万３０００人あまりの卒業生を輩出してきましたが、少子化や４年制大学志向の高まりで志願者が減少。２０２３年度の入学者は定員の約半数に落ち込んでいました。

このため将来的に学校運営が成り立たないと判断し、２０２５年度以降学生の募集をしないことを決めたということです。

（在校生は…）
「まだあってほしかった」
「自分の母校がなくなるのは悲しい」

（卒業生は…）
「びっくり。地元に根づいた 短大だと思っていたので」
「津山市で就職と思っていたので、たくさんサポートしてもらえるのは地元の美作大（短大）だったので」

美作大学は、２０２４年の入学者を含め、すべての在校生が充実した学生生活を送れるよう、万全を尽くしていくとしています。