目が不自由な人に利用してもらおうと１２月２０日、ＮＴＴ西日本から岡山県視覚障害者協会に点字の電話帳が贈られました。

２０日、岡山市内で贈呈式が行われ、ＮＴＴ西日本岡山支店の西川智洋支店長から県視覚障害者協会の片岡美佐子会長に点字で書かれた電話帳３７８冊が贈られました。

この電話帳は３年ごとに改訂されていて、役所や病院、交通機関の番号など１１４０件が点字で記載されています。また、弱視の人のために大きな文字で書かれたページや、災害用伝言ダイヤルの使い方についても掲載されています。

（岡山県視覚障害者協会　片岡美佐子会長）
「視覚障害にとっていろいろなコミュニケーションの方法があるが電話が一番大切なものと思う。本当にありがたく感謝の気持ちでいっぱい」

贈られた電話帳は、協会の会員や福祉事務所などに配られるということです。