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山脇山月堂・安部真良社長【後編】

2024.05.27

山脇山月堂・安部真良社長『創業142年7代目として新しいチャレンジ』



「きびだんご」などの販売に加え、和カフェ「豆と餅」を展開している山脇山月堂 安部真良社長です。

安部さんの転機は2020年。コロナ禍のピンチに、地元に目をむけた新展開で起死回生へ。

チャレンジしないと歴史はつながらない

(篠田吉央アナウンサー)
「142
年続く老舗和菓子店の7代目として代々コネクトしてきたものを受け継いでいると思うんですけれども、その中で仕事に対する思いはありますか。」

(山脇山月堂 安部真良社長)
「そうですね、やはり創業142年といったら、本当に長い会社になりますので、もちろん伝統を守りつつ新しいことにチャレンジしていきたいというのが一番にありまして、やはりチャレンジしないと歴史はつながっていかないんじゃないかと。」

(篠田吉央アナウンサー)
「今まで土産中心だった中で、対面の飲食業になって変化などありましたか。」


(山脇山月堂 安部真良社長)
「そうですね、今までお土産ということで、岡山のお客さまと交流することがなかったので、本当にうれしく思いますし、吉備団子を食べている反応を見たりとか、勉強になることはたくさんありますね。」

和カフェ『豆と餅』を県外へ…

(篠田吉央アナウンサー)
「そうした中でどう次にコネクトしていくか教えてください。」

(山脇山月堂 安部真良社長)
「そうですね。今後はこの「豆と餅」という業態を県外に出していきたいと思っていまして。できれば首都圏に出していきたいと思っています。岡山で作ったものを東京の人に食べて頂いて、定食の中に吉備団子がそっと置いてある。そんな感じを演出したいなと思っていますね。」

(篠田吉央アナウンサー)
「今度は直接県外の方に対面で岡山の素材、味を知っていただきたいということなんですね。」

(山脇山月堂 安部真良社長)
「そうですね。岡山の吉備団子を食べることは、多分東京の人はなかなかないと思うので、"定食を食べたらさりげなく吉備団子がある"というのを感じていただきたいですし、岡山の魅力を少しでも感じてもらえたら嬉しいなと思います。」

 (篠田吉央アナウンサー)
「そもそも創業の“お土産”という部分が、コロナ禍を経て、また“岡山の魅力を伝える”という創業の思いに、立ち返っているんじゃないんですか。」

(山脇山月堂 安部真良社長)
「そうですね、変わったつもりだったんですけど、結局、立ち戻って…“岡山の魅力を発信する”のがやはり仕事なのかなと思ってます。」

(篠田吉央アナウンサー)
「142年経って7代目になっても、やはりぶれない思いというのは、つながり続けてコネクトし続けていくわけなんですね。」

(山脇山月堂 安部真良社長)
「自然にコネクトします。」