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2024.06.11

水から有害性指摘PFAS検出 吉備中央町が住民健康影響調査を10月実施へ【岡山】

岡山県吉備中央町の浄水場から有害性が指摘されている有機フッ素化合物PFASが検出された問題で、6月10日、町が、自治会長に向けた説明会を開き希望する住民を対象とした健康影響調査を早ければ2024年10月に実施することを明らかにしました。

この問題は2023年、吉備中央町の円城浄水場から有機フッ素化合物PFASが国の暫定目標値を超えて検出されたものです。

10日に開かれた説明会には円城地区の6つの自治会長ら10人が参加し、希望する住民を対象とした血液検査などの健康影響調査について、町は早ければ2024年10月に実施すると説明しました。

一方、自治会側からは、腎機能を調べる検査を盛り込んでほしいなどの要望があったということです。

(吉備中央町 山本雅則町長)
「多くの人と調整しやっと(健康影響調査の)内容とスケジュールが大まかに定まった。より良い調査にしなければならないと思っている」

(円城自治会 石川誠二会長)
「安心している。子供がいる家庭は長期的にケアしてほしい」

町は健康影響調査の方針を町のホームページなどを通じて6月中に知らせたいとしています。