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岸本建設・岸本浩二代表取締役【前編】

2024.07.08

岸本建設・岸本浩二代表取締役『2023年地域貢献への進出』




今回は「岸本建設」の岸本社長です。
岸本建設は公共事業から住宅まで幅広く手掛ける総合建設業をベースに、訪問看護や介護などの福祉事業も展開しています。

転機の年…2023年総合福祉施設「フェアフォレストあかいわ」を開業

(篠田吉央アナウンサー)
「それでは転機となった年を教えてください。」

(岸本建設 岸本浩二代表取締役)
「はい。2023年、地域貢献への進出です。」

2023年には、岡山市に岡山芸術創造劇場ハレノワがオープン。高松市ではG7の都市大臣会合が開催されました。

(篠田吉央アナウンサー)
「いわゆる“建設業”をされていますが、“地域貢献”というのはどういうことなのでしょうか。」

(岸本建設 岸本浩二代表取締役)
「はい。弊社は創業、今年60周年を迎える建設会社の1つなのですが、公共事業から住宅まで幅広く建物というものをさせてもらっています。建設業というのは、基本的に地域の方に『何かを還元する』という業種ではなくて…。もちろん建った後に、その施設を使って地域の方に還元するということはあるんですが、我々建設会社が『地域に貢献する』ということは、なかなかできにくい業種です。
そこで、『何か地域の方に貢献できるものはないか』ということで、今日来ていただいているところに、
「障がい者のグループホーム」、
それから、「高齢者のデイサービス」。
それから奥に「学童クラブ」。
それからカフェ「山田村カフェ」というのを配置して、
「地域のどんな方にも利用してもらえる施設」 これを作りたくて今回作らせてもらいました。」

“建てて終わり”ではない“ライフサポート”で差別化

(篠田吉央アナウンサー)
「建築業から新しいジャンルへのつなぎ、“コネクター”であると思うんですけれども、どうしてそれがですね、本業の観点から今求められているんですか。」

(岸本建設 岸本浩二代表取締役)
「建設業だけというものではなくて、この建設業をしっかりやるためには、他社との差別化にも取り組んでいかなくてはいけない。差別化という中で、建設業と介護福祉というのは別物のように思われるんですけど、これは密接な関係があります。
例えば、家を建てさせてもらう、その家で住まいをされる方は当然年を取っていかれます。その中で色々な問題が出てきます。介護を含めた、そういった問題にも合わせてサポートできる。そういう会社ということを目指して取り組みを一緒にやっております。」

(篠田吉央アナウンサー)
「まさにライフサポートというところになると思うんですけれども、建てて終わりではなくて、その先までつながっていく。そこを大切にされているわけなんですね。」

(岸本建設 岸本浩二代表取締役)
「そうですね。」