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<火ドラ★イレブン>あの子の子ども #10 学校に妊娠を告げる時

2024.09.01

高校生の妊娠をめぐる物語【桜田ひより×細田佳央太】未成年の妊娠と“いのち”を真正面から描く“ラブストーリーの一歩先”の物語

川上家からの帰り道、月島宝(細田佳央太)は母・月島直実(美村里江)に「(駅伝出場は)俺の夢じゃない」と本音をこぼすが、直実の気持ちを思うといたたまれなくなり、その場から立ち去る。するとそこへ、宝の様子がおかしいことに気づいた笹部隼人(前田旺志郎)から電話が。誘われるがまま隼人の家を訪れた宝は、相変わらずにぎやかで笑いが絶えない一家で一緒に夕食を食べる。その後、隼人から愛情を注いで自分を育ててくれた両親との話を聞くが、そこには宝も知らない事実があって…。



そのころ川上福(桜田ひより)は、夕食の席でもう一度、父・川上慶(野間口徹)に「2人で頑張りたい」と自分の気持ちを伝えるが、慶は福の顔を見ようともしない。そんな父とは対照的に、母・川上晴美(石田ひかり)はなぜ夫に離婚を切り出してまで、自分たちを信じてくれるのか。福がその理由を尋ねると、晴美は自分の過去を打ち明けたうえで「元気で生きててくれればそれでいい」と伝える。その言葉に隠された母の真意を知った福は…。



学校では、合唱祭で歌う曲が決まり、担任・沖田侑斗(橋本淳)が用意した楽譜を見た福は、思わず矢沢望(茅島みずき)を振り返る。それは2人にとって思い出の曲で、矢沢が大好きな曲。それまで合唱祭への参加をかたくなに拒んでいた矢沢は、福が一緒ならと参加を前向きに考え始める。福も妊娠したことを矢沢や沖田に伝えようとするが…。


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