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マウンテンドクター #11 山岳医療とMMTの未来のために

2024.09.14

山で江森(大森南朋)の容体が急変するも、日没で救助は不可能!?消えかける命の灯と突きつけられた解散宣告に、歩(杉野遥亮)とMMT、そして山岳医療の未来は…!?

土砂災害に巻き込まれた登山者全員が病院へ搬送され、救命処置にあたった宮本歩(杉野遥亮)、江森岳人(大森南朋)、鮎川玲(宮澤エマ)の間に安堵(あんど)の空気が広がった直後、江森が胸に激しい痛みを覚え、苦しみだす。歩はすぐに救助ヘリを要請するが、すでに日没が迫っていて救助は難しい。歩から状況を聞いた松澤周子(檀れい)も必死で消防に救助を頼み込むが、やはり聞き入れてはもらえず、その様子を見た純家(松尾諭)からは自業自得だと容赦ない言葉を浴びせられてしまう。



日が沈みかける山では、江森の意識がもうろうとし始めていた。救助ヘリがやってくる見込みはなく、玲は最悪の事態を覚悟するが、それでも諦められない歩は、江森を背負って下山することを決意。その脳裏には、これまでの江森の厳しくも愛ある言葉の数々が浮かんできて、歩は悔しさのあまり「医者が山で死んでどうするんだよ!」と声を荒らげる。しかし次の瞬間、江森の呼吸が止まっていることに気付いて…。



「医師が山へ行けば、救える命がある」――くしくも、江森がMMTの掲げる理想を自ら体現した直後に起きた絶体絶命の事態。そこへ追い打ちをかけるように、知事からはMMTの解散が告げられる。



はたして、MMTは大事なメンバーを失い、このまま解散してしまうのか。山岳医療に再び希望の光をともし、新しい医療の扉を開く日は訪れるのか…。

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