（篠田吉央アナウンサー）
「いわゆる業務の中で、最近ではソフトボールを始めとした、デフリンピックを目指す陸上競技選手だったりとか、スポーツへの支援というのも広がってきていますよね。」

（平林金属　平林実代表取締役社長）
「そうですね。これは先代が『元気があるうちはみんなスポーツしようぜ』みたいなとこがありまして。私が社長になる前からソフトボールもありましたから。『良いことは続けていこう』ということがまず大前提で。そうしていると、興味のある学生さんたちがプレーヤーとして入ってきたり、サポーターとして入って来たり…ということで、スポーツとして会社自体もいろんな形で助かっている部分がありますね。例えば、ソフトボールでいったら、全然知らない県外の人がヒラキン応援してますと言ってくれるんですよね。それはやはりソフトボールがあるからということで。
昔は私たち３Kの産業は就職が決まったら『いや親が反対して行くなよ』という時代がずっとありまして、それとの戦いって言うんですかね。今は『親に勧められて』という方が増えてきているので、女性の方でも働ける仕事をどんどん作っていって、引退後もそのまま会社に来てくれるとか、そういうケースも出てきているので。ソフトボールをやっていたから、会社もその受け皿の仕事をつくっていかなきゃみたいなこともあって、うちの場合は相乗効果で伸びてきたのかなと思っていますね。」