
2025.03.21
いわゆる「自撮り」をするとなぜこんなに険しい表情になってしまうのか・・・?何か良い方法はありませんか?
3月の初め。岡山県のお隣、兵庫県赤穂市に行ってきました。
赤穂浪士の討ち入りで有名な赤穂城や大石内蔵助はじめ浪士たちゆかりのスポットを巡ってきました。なんで「自撮り」をするといつも表情が険しくなるのでしょう?
閑話休題。
ちょうど1年前に~(THE虎舞流の「ロード」ではありませんが)、『萩原一族のルーツをたどりたい!』というテーマで、私の故郷である岡山市中区江並とその周辺に多数お住いの「萩原さん」に、ご先祖様についてご存知のことなどをお尋ねするアンケートをお送りしたことをお伝えしました。
干拓地に移住し、貧しい暮らしの中で枯れた土地をコツコツ耕しながら300年かけて子孫を増やした一族の歴史について知りたい、記録に残したいという一心からです。
切手を貼った返信用封筒を同封して30軒近くのお宅に郵送したのですが、お返事を頂けたのはわずかに6軒のみでした。うち4軒は父が日頃から特に親しくしている方たちで、大半は返ってきませんでした。
怪しい手紙と間違われないように6代前まで遡った我が家の家系図とOHKアナウンサーの名刺を同封したことが裏目に出て、かえって怪しさを増幅させてしまったのかもしれません。OHKの代表電話に「萩原アナの名刺が入っていたのですが、本物ですか?」という問い合わせの電話がかかってきたこともありました。この方はたまたま『なんしょん?』のファンの方で、喜んで頂けた上に貴重な情報を教えてくださり、良かったのですが。
お返事を頂けなかった「萩原さん」のうち、特に色々とお話をうかがってみたい2軒には電話もかけてみたのですが、いまどき固定電話に出られるお宅は稀有な存在です。最近まで町内会長をしていた父に聞くと「悪質な詐欺が多いので、固定電話には出ないよう呼び掛けている」とのこと。そうかぁ。指導が徹底されとるなぁ、町内会・・・。詐欺被害防止につながるのはとても良いこと。しかし用事があっての電話、純粋に調査研究のための電話に出ていただけないとは。
変な詐欺師たちのために、とんだとばっちりです。説明をした上で切られるのは致し方ないと思うのですが、門前払いは辛いですね・・・。
こうなったら直接訪問しかないかなぁ、と考えています。アポなしで失礼ではあるのですが、OHKの番組をご覧くださっていれば、私がどこの馬の骨ともわからない怪しい者ではないことは理解していただけるのではないかと。あとは誠意を以て丁寧に趣旨を説明させていただくだけ。歴史に興味がない方ですと、「わしゃ知らん」と一刀両断される恐れはあるのですが、「どうしても知りたい、調べたい!」という欲には勝てません。
そんな挫折を味わう一方、岡山市立中央図書館や岡山県立図書館、岡山県立記録資料館、国立国会図書館のデジタル化された資料を自宅で寝転びながらスマホでチェックしたり(便利な時代!)、直接足を運んで調査したり、詳しそうな方にお会いしてお話をうかがったり。その結果、一族の歴史が少しずつ明らかになってきました。
協力してくださった皆様、本当にありがとうございます!赤穂訪問もその調査の一環です。興味を持たれる方はかなり限定的だと思われますが、機会があればご報告します。
少し前に岡山市立中央図書館の前で妻に撮ってもらった写真はわりと自然な表情なのになぁ。