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高級珍味!「アユのうるか(内臓の塩辛)」を自作、市販の商品と食べ比べてみた! ・・・ら。

2020.09.25

高級珍味!「アユのうるか(内臓の塩辛)」を自作、市販の商品と食べ比べてみた! ・・・ら。

こんにちは。アナウンサーの萩原渉です。『なんしょん?』で紹介したアユ数尾を持ち帰り、内臓を使って「アユのうるか(塩辛)」を作ってみました!ところがまったくの我流だったため、完成した変な色の物体を口に入れて良いものかどうか判断できません。そこで、高知県の四万十で購入した本物と食べ比べてみることにしました!

初耳!新鮮なアユからしか作れないという「アユのうるか」とは!?

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8月17日の『なんしょん?』で
旬の魚としてご紹介したアユ!

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番組でディスプレイ用に使った数匹を
自宅に持ち帰り、刺身と塩焼きで
美味しく平らげました。
塩焼きは少し焦がしてしまいましたが。

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ゲストとして出演して下さった
原田屋鮮魚店(岡山市)の原田徹美社長が
教えて下さったのが「アユのうるか」!

新鮮なアユの内臓と「適量」の塩を
朝な夕なこねくり回して発酵させた
高級珍味なんだそうです。初めて知りました。

新鮮なアユの内臓を取り出し、ネットで色々レシピを調べてみるも・・・

内臓は一応写真を撮ってみましたが、
グロ過ぎてそのまま掲載するのが
厳しかったので白黒にしてややボカシ加工を。
実物は赤黒くグニャグニャした物体です。

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ネットでレシピを色々と調べてみたのですが、
塩の分量や発酵する(食べられるようになる)
までの期間などの記述がバラバラ。
成功までの道筋が読めません。

とりあえず、赤黒い内臓を
熱湯消毒を済ませたジャムの瓶に入れ、
塩をまぶして、箸で朝晩かき混ぜます。

朝、出社する前に冷蔵庫から瓶を取り出し
かき混ぜる・・・・・
夜、寝る前に冷蔵庫から瓶を取り出し
かき混ぜる・・・・・

でも時々、かき混ぜ忘れる日があったり
それが3日も4日も続いたり・・・。

そうして1か月が過ぎ、秋になりました。

「正解」を求めて、高知・四万十へ!そこで出会った「本物のうるか」とは?

瓶の中の物体はもはやセメント色になり、
腐臭こそしないものの、
焼魚の香りを強くしたような
独特の香ばしさが鼻をくすぐります。


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これを口に入れて良いものか?と
随分迷いました。
これは失敗して腐ってしまったのか?
塩が少な過ぎたか?逆に多すぎたか?
いや、そもそも「アユのうるか」とは
こんなものなのか?
何せ本物を食べたことがないので
正解が分かりません。


困っていたある日、
高知県の四万十に行くロケの話が
舞い込んできました。四万十と言えば、
アユのうるかの名産地の1つ!
「本物を手に入れるチャンス!」と
喜び勇んで四万十へGO♪

そして、道の駅で本物を購入しました!

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40グラムで800円!

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四万十川の清流で育まれたアユの
内臓の塩辛!高級珍味です!


ん? マイうるかと色が少し違う・・・。

「本物うるか」をひと舐めした後、手塩にかけた「マイうるか」を・・・

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四万十の本物と食べ比べするため
久しぶりに冷蔵庫からマイうるかを
取り出しました。

高校生の娘は
「え?それ、食べるん!?
 捨てるもんじゃと思っとった。
 捨てるのになんで冷やしとんじゃろうと
 思っとった」と言い、
妻は「早く冷蔵庫から無くなればいいのに」と
私の苦労と情熱を簡単に蹴散らします。

正解(四万十産うるか)の方は
やや褐色と光沢が強いですね。
それにしても、これで800円なら
私のは3000円分くらいあります。
量だけなら。



まずは、正解(四万十産うるか)を
箸の先に載せてひと舐め・・・。

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う~ん。

しょっぱい。

例えるなら・・・、


サンマの塩焼きの内臓部分だけを抽出し
もっと塩をかけてすりつぶしたような味。

に、コケを食べている川魚の内臓特有の
若干の甘苦さを加えた味。デス。

産地では日本酒のアテやご飯のおかずの他、
パスタと和えたりすることも。
納得です。どれも美味しそう。


続いては、文字通り手塩にかけた
「マイうるか」を・・・・・!


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おえ~~っ!





・・・・・となるのを、
賢明な読者諸氏は
期待されたかと思いますが、



いえ。



まあまあ。



本物と比べると少~しだけ脂っぽさを
感じましたが、塩加減や口の中に広がる
香りはあまり違いがありませんでした。


うん。 こりゃなかなか!

まだひと舐めなので何とも言えませんが。

ふた舐めしたらものすごい腹痛に
襲われるのかもしれませんが。

たしかに、珍しい味、「珍味」です。
わずかな量しか取れない高級珍味!
甘いお酒にも合いそうです。



いつもお世話になっている
甘口のお酒が大好きな後輩にも
お裾分けしようと思います(*^^*)


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