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日本一の女子高生ゴルファー 強さのヒミツに迫る!

2020.09.25

日本一の女子高生ゴルファー 強さのヒミツに迫る!

岡山理科大学附属高校3年の桑木志帆(くわきしほ)選手。先月、プロゴルファーの石川遼選手が主催した高校生の全国大会に出場しました。首位と5打差の13位で臨んだ決勝ラウンドでは、8つのバーディーを奪うなどしてスコアを伸ばした桑木選手。2位に2打差をつけるトータル1アンダーで逆転優勝を飾り、自身初の全国タイトルを手にしました。

(桑木志帆選手)
「(新型コロナで)全国大会がなくなり、少しモチベーションが下がっていたが、石川プロが大会を企画してくれて本当に感謝している。(優勝の)反響が大きくてLINEやインスタグラムなどでたくさんメッセージが来た。少しずつ優勝の実感をかみしめている。」

強さのヒミツ①ドライバー

4歳でゴルフを始めた桑木選手。一番の武器は平均飛距離250ヤードのドライバーです。高校に入ってからは筋力トレーニングで足腰を鍛え直し、飛距離を約15ヤード伸ばしました。この3年間で一段と磨きをかけたスイングは全く〝軸〟がブレていません!

強さのヒミツ②自己分析

桑木選手は取材中、何度もスマートフォンを確認していました。一体、何を見ているのでしょうか・・・?

(桑木志帆選手)
「(クラブを)あげる位置や高さを見ている。 ヘッドが中に入りすぎていないかなど確認している。」

練習中は自分のフォームをスマートフォンで撮影し、良かった所や悪かった所を確認しています。すぐ人に聞くのではなく、一度、自分の目で確かめ分析することで力を伸ばしてきました。

将来は世界で活躍するゴルファーになる!

(桑木志帆選手)
「自分のカッコイイ姿を見せて、後輩たちに背中を追いかけてもらえるような選手になりたい。」

最大の目標は渋野日向子選手のような岡山を代表するプロゴルファーになること。11月に予定されていた女子のプロテストは、新型コロナの影響で来年3月以降に延期となりましたが、いつテストが開催されても良いようランニングなどで準備を進めています。

桑木④

さらに現在は苦手なパターの練習に特に力を入れているという桑木選手。苦手克服に向け、多い日には6時間近く打ち続けることも・・・。

(桑木志帆選手)
「渋野選手のように将来は世界で活躍したい! 来年のプロテストに向けて、苦手なパターをしっかり練習し〝一発合格〟を目指す!!」

今後の活躍が楽しみな桑木志帆選手17歳。世界にその名が届く日はそう遠くないかもしれません。