（前川裕喜記者）
「鳥インフルが相次ぎ異常事態とも言える香川県。今回の養鶏場では再び自衛隊の派遣を要請し、多くの人員で殺処分を進めている」　　　

三豊市の養鶏場では１１月１４日、死んだニワトリが増え、病原性の高い鳥インフルエンザの疑いがあることが分かりました。県は自衛隊と共に約７万９０００羽の殺処分を進めています。
香川県では１１月５日以降５例目の発生で、三豊市での発生は４例目となります。いずれも１例目を中心に半径３キロ以内で発生しています。

（香川県　浜田恵造知事）
「大変厳しい、非常に厳しい事態だと重く受け止めている。県民生活の影響を最小限にするよう防疫措置を迅速にやる」　　　　　　　　　

三豊市は採卵用のひなを出荷する中四国有数の産地ですが、半径１０キロ以内の養鶏場の出荷停止がさらに続くことになり県外を含めて広範囲に影響が出る見通しです。