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離島で大規模停電 海保と四電が初訓練 災害時に備えて…【香川・高松市】

2021.02.10

離島で大規模停電 海保と四電が初訓練 災害時に備えて…【香川・高松市】

離島で停電が発生したことを想定し、海上保安部と電力会社が連携して復旧対応にあたる初めての訓練が、高松市で行われました。

訓練は、台風の接近に伴い、高松市沖にある女木島の全島で停電が発生したことを想定して行われました。四国電力の社員や、高松海上保安部の巡視艇「ことなみ」の乗組員ら、約20人が参加しました。

切れた電線をつなぐ工具や、簡易発電機など、復旧に必要な資材を巡視艇に早く、正確に積み込む手順を確認しました。訓練ではスムーズな連携がとれ、想定よりも約30分早く作業を終えることができました。
(高松海上保安部警備救難課 大町幸課長)
「(初訓練で)これだけ早く出航できたので、今後はもっと早く対応ができると期待が持てる」

(四国電力総務部 吉門洋吏さん)
「来年度以降も新たな課題を訓練に取りれたい」

訓練は、災害時に協力し合うことを目的に、第六管区海上保安本部と四国電力が2020年6月に結んだ協定に基づき行われたもので、今後も定期的に訓練を重ねたいとしています。