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悩ましいハプニングも…新たな人気者 アミメキリンが池田動物園に到着【岡山・岡山市】

2021.03.15

悩ましいハプニングも…新たな人気者 アミメキリンが池田動物園に到着【岡山・岡山市】

動物園の新しい顔へと期待されるアミメキリンが、15日、高知県から岡山市の池田動物園にやってきました。

到着時には、キリンだからこその悩ましいハプニングも待っていました。

(報告 竹下美保)
「キリンを乗せたトラックが池田動物園に到着しました。長旅を終えてゆっくりと園内に入っていきます」

やってきたのは、高知県立のいち動物公園で生まれたオスのアミメキリン「サンタロウ」です。

体長3メートル以上という「サンタロウ」は、首を横にして、ちょっと窮屈そうでしたが…。

(報告 竹下美保)
「サンタロウのつぶらな瞳が見えます」

長旅が終わろうとした、その時。

(報告 竹下美保)
「ハプニングです。園内を走る空中自転車のレールの下をトラックがくぐることができません」

2019年6月に生まれた「サンタロウ」は、人なつっこい性格で、多くの人に愛されてきました。

3月7日には、お別れ会が開かれ、岡山での活躍にエールが贈られました。

(お別れ会に来た人は…)
「ちょっとさみしい。岡山行っても元気でね」

池田動物園では、2020年2月にアミメキリンの桃花が死に、岡山青年会議所が、輸送費やオリの改修費などを集めて、新たなキリンの受け入れ準備を進めてきました。

(池田動物園 忠政智登士副園長)
「1日も早く、岡山の生活に慣れて、岡山の環境に慣れて、岡山のサンタロウくんになってほしい」

ナイーブなアミメキリンのために、動物園を異例の臨時休園にして迎えた15日の最後の難関。

スタッフが、オリの天井を押して何とか通り抜けることができました。

(報告 竹下美保)
「まもなくサンタロウの長旅が終わろうとしている」

動物園の新たな人気者へ。「サンタロウ」は、4月中旬一般公開される予定です。