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2021.04.22

迫る危険をリアルタイムで 気象庁が「線状降水帯」の新情報 発信開始へ【岡山・香川】

大雨のシーズンを前に、気象庁が新たに始める「線状降水帯」に関する情報発信についてです。
線状降水帯ビズ.jpg
大雨による災害が起きるとよく耳にするようになった「線状降水帯」、全国で発生する多くの豪雨災害の要因となっています。

こうした中、危機意識を高めてもらおうと、気象庁が発表を始めるのが、線状降水帯の発生をリアルタイムで伝える情報です。

岡山県で平成最悪の災害となった3年前の西日本豪雨。
大雨真備空撮水浸し.jpg熊本県を中心に甚大な被害をもたらした2020年7月の豪雨。

大きな要因となったのが、発達した積乱雲が連なり、同じ場所に雨を長く降らせ続ける「線状降水帯」で、近年の多くの豪雨災害で確認されています。
1雨.png(気象庁 長谷川直之長官)
「線状降水帯は予測が難しいので、気象レーダー等で発生を把握し伝える」
2雨.png
新たな情報は、雨の降るエリアが線状で3時間の解析雨量が100ミリ以上などの基準に達した場合、次のように発表されます。

「岡山県では、線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いています。命に危険が及ぶ土砂災害や、洪水による災害発生の危険度が急激に高まっています」

情報が発表されると、気象庁のホームページで、対象のエリアが、だ円の線で示されます。
3雨.png
例えば2020年7月の豪雨での熊本県球磨村の例では、大雨警戒レベル4相当の土砂災害警戒情報と、レベル5相当の大雨特別警報の間に発表されていたことになります。
4雨.png
(気象庁 長谷川直之長官)
「多くの災害を引き起こした線状降水帯をキーワードにすることで、危機感を高めてもらうことを期待」
5雨.png危機的な状況をつかめる重要な情報ですが、気象庁は、この情報について警戒レベル4以上で発表するとしています。レベル4と言うと、避難指示など、すでに避難が呼びかけられている状況です。

線状降水帯の情報が出たタイミングで、もし、まだ避難していなければ、直ちに命を守る行動につなげなければならない、そんな情報として受け止めてほしいと思います。
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