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6年ぶりに姿現す 大規模保存修理進む県の重要文化財「旧吹屋小学校」 【岡山・高梁市】

2021.04.23

6年ぶりに姿現す 大規模保存修理進む県の重要文化財「旧吹屋小学校」 【岡山・高梁市】

岡山県の重要文化財で大規模な保存修理が行われている高梁市の旧吹屋小学校の工事用の囲いが取れ、約6年ぶりに姿を現しました。

(工事業者の説明)
「建物の外周にずっと作業用の足場があって外壁の仕上げ工事が終わったので撤去した。6年かかっているのでようやくここまで辿り着いた。」

高梁市の吹屋地区にある県の重要文化財、旧吹屋小学校です。

2015年から保存修理が進められていましたが3月、工事用の足場や覆いが取り外され、観光客や地元の人が見て楽しめるようになりました。

明治時代に建てられた旧吹屋小学校は、2012年に閉校するまで現役の木造校舎としては国内で最も古いとされていました。

小学校を含めた吹屋地区は、2020年日本遺産に認定されていて、高梁市では校舎の中に遺産の情報発信施設を置き、観光の拠点にしたいとしています。

(見に来た人は…)
「見られて良かった。後世に残した方が良い。ためになる。」

旧吹屋小学校の保存修理作業は現在90%程度まで進んでいて、引き続き、建物内部の保存修理が進められ、工事は2022年3月に完了する予定です。