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電話やコピー機は無くチャットなど活用 新型コロナ対策 笠岡市職員体育館で分散勤務【岡山・笠岡市】

2021.05.24

電話やコピー機は無くチャットなど活用 新型コロナ対策 笠岡市職員体育館で分散勤務【岡山・笠岡市】

人と人との接触を減らす試みです。岡山県への緊急事態宣言発令を受け、笠岡市は市有の体育館を活用し職員の分散勤務に取り組んでいます。

職員の姿がまばらで空席が目立つ笠岡市役所。そのわけは、市が出勤する職員を7割削減することを目標に5月20日から分散勤務や在宅勤務を進めているからです。一方。

(奥原怜奈記者)
「普段はバスケットなどスポーツをするのに使われるアリーナですが分散勤務に使われています。」

こちらは分散勤務が行われている笠岡総合体育館のサブアリーナです。政策部、総務部、健康福祉部などの最大64人が体育館で業務にあたることになっています。

急きょ設置したため、電話やコピー機などは無く、職員同士のやり取りはメールやチャットを活用しています。

(分散勤務を行う職員)
「普段できないこと、書類の読み込みだとかできることを洗い出して一から見直す良い機会なのかなと。」
「連絡がメールとかで大変だが集中できている。コロナ収まるまでは仕方ない。」

(笠岡市総務部 辻田尚史部長)
「市として職員の感染リスクの防止と市役所内の密を回避する観点から分散勤務などできることをして努力をしていきたい。」

笠岡市では緊急事態宣言期間中はこの勤務体制を継続することにしています。