バレーボールＶ１リーグ女子・７位の岡山シーガルズは、１０月３１日、ホームで２位の東レアローズと対戦しました。

ＯＨＫの中継で解説を務めた、元岡山シーガルズの山口舞さんに試合を振り返ってもらいました。

（山口舞さん）
「若手の活躍と中心選手の奮起。きょうの試合は若い選手が活躍して、これからが楽しみだと思えるような選手が多く見られたのが良かったと思う。」

３０日、東レに３対０のストレートで敗れたシーガルズでしたが、３１日は若手選手が気を吐きます。

第１セットを奪われて迎えた第２セット、入団２年目の遠藤彩萌が相手ブロックの間を抜く鋭いスパイクを決めれば。続いてルーキーの中本柚朱！

（実況）
「中本のブロックアウト！」

（山口舞さん）
「落ち着いているし、しっかり狙いを持って打っているように見えますね。」

若手の活躍で、シーガルズがこのセットを２５対２２で奪い返します。

しかし、東レのエース、東京オリンピック日本代表の石川真佑が立ちはだかります。

（実況）
「ここも石川真佑のスパイクです。きょう何本決めるんでしょうか。」

（山口舞さん）
「大事な場面では石川選手にトスを集めていますね。」

石川の強打に最後まで苦しめられたシーガルズ。結局、セットカウント３対１で敗れ、順位は１つ下がって８位となりました。

試合後、山口さんからは後輩たちに熱いエールが送られました。

（山口舞さん）
「（若手だけでなく）チームを引っ張っていく立場の選手たちがよりレベルアップしてチームが上がっていく事を期待している。」