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2022.04.04

サンポート高松に世界的外資系ホテル 瀬戸芸や大阪万博…25年の開業目指す【香川・高松市】

高松市のサンポート高松に世界的な外資系ホテルが整備されることになりました。

瀬戸内国際芸術祭や大阪万博に伴うインバウンド客の取り込みを図るのが狙いで、地域の活性化にも期待がかかります。

(前川裕喜記者)
「来週開幕する瀬戸内国際芸術祭の会場に渡る高松港の目の前です。こちらに世界的な評価を受ける外資系ホテルが整備されることになりました。ここからだと美しい瀬戸内海の景色が独占でき贅沢なホテルとなりそうです」

整備されるホテルは、地上19階建てで延べ床面積は、約2万1700平方メートル。客室は、100室程度を想定し、国際的に高い評価を得ている外資系ホテルグループが運営する計画です。

大阪万博が開催される2025年9月の開業を目指します。

計画は、経営の多角化のため外資系の会社と組んで初めてホテル事業に参入する高松市の四国電力が行うもので、約20年間、活用法が決まらなかった県有地を購入し、整備します。

サンポート高松では、2025年度までにJR高松駅に新しい商業ビルが整備されるほか、中四国最大級となる1万人が収容できる新しい県立体育館や徳島文理大学の新しいキャンパスの建設も決まっています。

浜田知事は、そこに瀬戸内国際芸術祭や大阪万博に伴うインバウンド客の取り込みが期待できる高級ホテルが整備される意味は大きいといいます。

(香川県 浜田恵造知事)
「サンポート高松に新たな価値をもたらし、本県のブランド力向上に資すると共に、四国における中枢拠点機能が強化され、県全体の活性化につながるものと期待している」

四国電力は、2022年夏に具体的な事業計画を発表したいとしています。