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2022.05.16

値上げの波に追い打ちをかける”梅雨” 大量の肥料が必要に…岡山特産・黄ニラ農家の悩み【岡山・岡山市】

ウクライナ侵攻などによる原油価格の高騰で値上がりしているのが農業用の肥料です。梅雨を前に肥料を大量に使うこの時期、岡山特産のあの野菜も値上げの危機に直面しています。

ばら寿司や味噌汁などに彩りを添える岡山特産の野菜、黄ニラ。岡山市北区牟佐の畑で20年以上にわたり黄ニラやパクチーを育てている植田輝義さんによりますと、その栽培に欠かせない肥料がかつてないほど値上がりしているといいます。

(黄ニラ農家 植田輝義さん)
「価格が上がると聞いて上がる前に肥料を大量に購入した。今は使ってこれだけ減っている。買い込むことに怖さもあったが、こういう経験はあまりない」

肥料は、雨が降ると流れ出てしまうため梅雨を前にした今の時期は、大量の肥料を足さなければいけません。新たに植える苗には値上がりしている肥料の代わりに堆肥を増やすなどして対応しています。さらに出荷用の段ボールの値上げも経営に重くのしかかります。それでもコロナ禍で同じく苦境に立たされている飲食店への思いから商品価格は当面、値上げをせずに据え置くことを決めました。

(黄ニラ農家 植田輝義さん)
「今、飲食店も苦しい中、頑張って黄ニラやパクチーを使ってくれている。なんとか今は我慢して耐えたい」

岡山の食を守るため、値上げの波に抗う農家。頭を悩ませる日々が続いています。
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