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2022.05.25

ブランド牛1頭 出荷までの餌代が「15万アップ」…コストカットに苦心する畜産農家【岡山・新見市】

ロシアのウクライナ侵攻などによる影響が、岡山が誇るブランド牛にも広がっています。新見市特産の千屋牛の畜産農家は飼料の値上がりなどが相次ぎ頭を抱えています。

(峠田牧場 峠田一也さん)
「今からウクライナ問題でこれから安くなる見通しもないし大変不安。小さい農家や高齢者は廃業が頭にちらついているのでは」

新見市千屋花見で約20頭の千屋牛を肥育する峠田一也さんです。ロシア軍によるウクライナ侵攻や急激な円安が牧場にも影を落としています。トウモロコシなどを原料とする海外から輸入する飼料は2年前の約1.2倍まで値上がりしているほか、海外から輸入する牧草の価格も2年前の約1.4倍になったといいます。

(峠田牧場 峠田一也さん)
「生産コストがものすごい上がっている。全部購入飼料でやるととても採算が合わない」

餌の高騰で牛を育てて出荷するまでにかかる餌代は約65万円で、2021年に比べて15万円ほど上がっています。峠田さんは、コストをカットするため、牧場内の草を餌として使う割合を増やすなどして、ダメージを小さくしようと懸命です。

(峠田牧場 峠田一也さん)
「2カ月先がわからない。年末がわからない。厳しい。千屋牛を守ろうとしたらどういう努力をしてコストを下げて20年30年生き残るかを真剣に考える時期」

先行きの見えない値上げラッシュ。ブランド牛を守るべく、知恵を絞る日々が続きます。
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