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2022.07.06

豪雨で27歳の娘と5歳の孫を失って…妻も亡くなり1人で迎える4年目の夏【岡山・倉敷市】

西日本豪雨で娘と孫を失った男性が真備町にいます。長年支え合ってきた妻も2022年5月に亡くなりました。大事な人を相次いで失い、1人で迎える4年目の夏。男性の思いを聞きました。

7月6日、倉敷市の追悼式に参列した三宅常男さんです。豪雨で、当時27歳の娘と5歳の孫を失いました。

亡くなった娘の遥さんと、孫の愛ちゃん。近所では、仲良し親子として知られていましたが、あの日、家の裏の堤防が決壊し、泥まみれの家の中から遺体で発見されました。

(三宅常男さん)
「このあたりじゃないかな」

今、2人の家は解体され、雑草が生い茂っています。思い出の場所が姿を変えていく中、三宅さん自身にも最近、大きな変化がありました。

(三宅常男さん)
「パートナーも亡くなって1人になってしまったから余計にこたえる」

約1カ月半前、最愛の妻、良子さんが病気で亡くなったのです。豪雨で娘たちを失ってから体調が悪化したといいます。

(三宅常男さん)
「医者からは(良子さんに)心配をかけないようにと言われていた。やっぱり災害がこたえて体を壊した」

相次いで大事な人を亡くした三宅さん。この4年の月日は、三宅さんの目にはどう映るのでしょうか。

(三宅常男さん)
「(まだ4年ですか?もう4年ですか?)どっちだろう。あっという間だった。自分の整理が全然つかないから」

3人の遺骨は、まだ納骨せずに家に置いたままです。それでも、これから少しずつ心を整理して2023年には、納骨ができるのではと考えています。

(三宅常男さん)
「1人だからどうしても寂しいけどくよくよできないと思う。前を向いて歩くほかない。」