四国４県で開催されている四国インターハイ。徳島県では女子バドミントンのシングルスが行われ、倉敷中央の注目選手、吉川天乃が圧巻の強さを見せました。

（川上悠助記者）
「四国インターハイ、女子バドミントンのシングルス４回戦に倉敷中央高校の吉川天乃選手が登場します」

２回戦、３回戦をストレートで勝利し、４回戦に進んだ倉敷中央の吉川は、石川の多崎と対戦しました。

序盤はミスが重なり相手にリードを許す展開に。しかし、吉川は落ち着いていました。持前の粘り強いプレーで相手のミスを誘って得点を奪うと、コースをついたスマッシュ。ペース取り戻した吉川は、６連続ポイントで一気に逆転、このゲームを奪います。

第２ゲームに入っても吉川の勢いは止まりません。攻めのプレーで相手に付け入る隙を与えません。

結局、吉川は、この試合もゲームカウント２対０のストレートで勝利し、全国選抜準優勝の実力を見せつけました。吉川は、その後行われた準々決勝にも勝利し、７月２７日の準決勝に駒を進めました。

（準決勝進出　倉敷中央３年・吉川天乃選手）
「風がある体育館だったが、風に合わせたプレーができたからよかった。準決勝は自分が立ったことがない舞台なので、チャレンジャーの気持ちで最後まで集中してやっていきたい」