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2022.08.16

浜から瀬戸内海へ 先祖の霊を見送る「精霊流し」 小豆島に伝わる盆の伝統行事【香川】

盆の伝統行事「精霊流し」が8月15日夜、香川県の小豆島で行われました。

夜のとばりが下りた島にろうそくの灯がともりました。小豆島霊場70番札所長勝寺が行ったもので、近くの浜辺に約150人が集まり、水に溶ける素材でできた高さ約20センチ、幅約15センチの灯ろうを流しました。

「精霊流し」の始まりは定かではありませんが、亡くなった人や先祖の霊を弔う盆の伝統行事として、島の人たちに古くから親しまれています。

(訪れた人は…)
「毎年きれいだなと思ってみている」
「新型コロナもあり、3年ぶりに帰ってきて、先祖が流れて満足していると思う」

集まった人は様々な思いを胸に、岸から沖に遠ざかる灯ろうを見守りました。