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「夢二式美人」が表紙を飾る初公開の作品も…舞台芸術テーマの竹久夢二企画展 6月4日まで【岡山】

2023.03.28

「夢二式美人」が表紙を飾る初公開の作品も…舞台芸術テーマの竹久夢二企画展 6月4日まで【岡山】

大正ロマンを代表する瀬戸内市出身の画家竹久夢二が手がけた舞台芸術をテーマにした作品を集めた企画展が岡山市で3月7日から始まりました。

夢二郷土美術館で開かれている企画展「夢二と舞台芸術」。会場には、歌舞伎役者や舞台のワンシーンを描いた作品のほか、夢二が手掛けた戯曲「埋れた春」の舞台背景を油絵にした作品など約140点が展示されています。

今回の企画展では人気時代劇などを手がけ、2021年亡くなった映画監督の牧口雄二さんが集めた絵ハガキなど約360点も公開されています。

そのコレクションの1つで今回初公開された楽譜は、美しい色合いと柔らかなタッチが特徴の「夢二式美人」が表紙を飾っています。

(夢二郷土美術館館長代理 小嶋ひろみさん)
「夢二が活躍した当時の舞台芸術を感じてもらうとともにそれがいまにどうつながっていくかを感じてもらいながら夢二の作品を楽しんでもらいたい」

この企画展は岡山市中区の夢二郷土美術館で6月4日まで開かれています。