料理愛好家の平野レミさんが４月５日、岡山市の岡山県立美術館を訪問しました。目的は、イラストレーターとして活躍した亡き夫の作品展のＰＲです。

岡山県立美術館で開かれている「和田誠展」。漫画や雑誌のデザインなど多岐にわたって活躍し４年前に亡くなった大阪出身のイラストレーター、和田誠さんの作品を集めた回顧展です。

４０年間描き続けた「週刊文春」の表紙や、岡山ゆかりの作品など約３０００点がずらりと並んでいます。４月５日は和田さんの妻で料理愛好家の平野レミさんが美術館を訪れ、作品を鑑賞しながら思い出深い作品のエピソードなどを来館者に語っていました。会場には平野さんをイメージして和田さんが作曲した楽譜の原本も展示されています。

（料理愛好家・平野レミさん）
「「夫は本当に優しくていい人だった。この絵の通りで・・・」
「全部の作品を楽しそうに幸せにやっていて、やりたいこととやるべきことが一致した人生だったから」
「（和田さんみたいに）幸せな人生の人はいないと思う。」

「和田誠展」は岡山市北区の岡山県立美術館で５月７日まで開かれています。