シリーズで見どころをお伝えしている「さわる」がテーマの特別展、ユニバーサル・ミュージアム。３回目は音にふれて楽しむ作品を紹介します。

（中塚美緒アナウンサー）
「（♪チリンチリン）手作りの陶器の鈴で１つ１つ音色が違う。中に入ると３６０度音に包まれた感覚」

誰もが楽しめるアート作品を集めたユニバーサル・ミュージアム。国立民族学博物館の教授で全盲の広瀬浩二郎さんが監修した特別展です。会場に並ぶ約１７０の作品の中には、聴覚を使って楽しむ作品もあります。さらに、音を体でさわる体験ができるものも。

（国立民族学博物館・広瀬浩二郎教授）
「耳で聞くだけではなく自分でたたいて感じる自然発生的に知らない人同士でもセッションが始まる一人で楽しむのと知らない人と楽しむあっちがたたいたらこっちがたたくと、会話になる」
（中塚美緒アナウンサー）
「（たたいて）いいですね」

「さわる」と言ってもその方法は様々。五感をフル活用する鑑賞体験でアートの可能性は無限に広がります。ユニバーサル・ミュージアムは岡山市北区の杜の街グレースで５月７日まで開かれています。


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