２０２３年のおかやまマラソンの出場者らを対象に、４２．１９５キロを完走するためのポイントを解説する講座が岡山市で開かれました。

講座では環太平洋大学の陸上競技部のコーチ、吉岡利貢教授が講師を務め、長距離走での効率の良いフォームについて解説していきました。７月２９日は事前応募のあった２０代から８０代の市民ランナー４３人が参加し、専門家のアドバイスを熱心に聞いていました。

（環太平洋大学　吉岡利貢教授）
「地面に（足が）着くときには結果は決まっている。そこまでを大事にすると足が速く前に出てくる。（足が）着いてから（地面を蹴ろうと）頑張ると足が返ってこない。そして後ろ回しになる」

実技指導では膝や足首よりも股関節の運動量を充実させ、足は真上から真下に力を落とすことで、効率の良い走りになることを伝えていました。

（参加者は…）
「今まで我流で走っていた。正しい、負担少ない走り方を教えてもらい、すごく参考になった」
「これから１１月へ向けて頑張りたい」

おかやまマラソンは１１月１２日、市内一帯で行われます。