工業高校の生徒が先生となり小学生にものづくりの魅力を伝えようという体験教室が岡山市北区で開かれました。

これは、岡山市の岡山工業高校が２０２２年から始めた体験型のイベントで、市内の小学生約２０人が参加しました。

８月２６日は、建築科やデザイン科など３つの科の生徒が体験教室を担当しました。このうち土木科では、子供たちが高校生に手伝ってもらいながら木材やケーブルなどの廃材を用いたアート作品作りを体験し、ＳＤＧｓについて理解を深めていました。

（参加した小学生は…）
「アイデアが湧いてきたので、意外と楽しかった」
「余りものでこんなにすごくきれいな物が作れるのがびっくりした」

（高校生は…）
「ものづくりは大きく捉えたらいろいろな種類がある。そこにも１つ１つ個性があるので、そういう面にも目を向けてもらえたら」

岡山工業高校ではこうしたイベントを通じ、ものづくりと工業高校への理解を深めるきっかけになればと話していました。