バスケットボールＢ３リーグ、トライフープ岡山は２０２３－２４シーズン、津山市での最後の２連戦です。津山開催としては過去最多の来場者数を記録しましたが、惜しくも白星とはなりませんでした。

（長尾龍希アナウンサー）
「津山でのホーム最終戦を迎えました。きょう（３月１７日）は２階席にもたくさんのブースターが詰めかけています」

（子供たち）「イェーーイ」

ここまでリーグ１４位のトライフープ岡山は８位の東京ユナイテッドバスケットボールクラブと対戦。会場には１６９４人が訪れ、津山開催としては過去最多の来場者数となりました。

試合は開始早々、ジェフリー・パーマーが２連続で３ポイントを沈め流れをつかみかけますが、相手のポイントゲッター、マイケル・クレイグの３ポイントなどでリードを奪われます。

点差が２桁になる時間もありましたが、粘り強く戦ったトライフープ。１７日に３４歳の誕生日を迎えたキャプテン・高畠の３ポイントや、シーズン途中に加入したモガ・ラドのブザービーターで食らいつき、前半を４点差で折り返します。

その後点差を縮め１点ビハインドで迎えた第４クォーター。ターネ・サミュエルの強烈なダンクや佐藤の３ポイントで会場を沸かせますが、あと一歩及ばず。津山での最終節で白星を飾ることはできず、上位８チームが進めるプレーオフ進出の可能性が無くなりました。

（トライフープ岡山　３１　ＳＧ　高畠佳介主将）
「きょうは津山最終戦。結果は伴わなかったが、多くの人から応援してもらえること僕は心に刺さっているし、感謝の気持ちでいっぱい。最後２連勝して、ここから６連勝して笑って帰ってきたいと思うので、最後まで応援していただきたい」

一方、ここまで２位とプレーオフ進出を決めている香川ファイブアローズは三重との２連戦を快勝。１年でのＢ２復帰に向けて弾みをつけました。

Ｂ３リーグ第２３節
〇３月１６日
東京ユナイテッドＢＣ　１１１－６９　トライフープ岡山
香川ファイブアローズ　９２－５５　ヴィアティン三重

〇３月１７日
東京ユナイテッドＢＣ（７位）　８６－７９　トライフープ岡山（１４位）
香川ファイブアローズ（２位）　８７－６３　ヴィアティン三重（１７位）

両チームは２３日と２４日、丸亀市で２０２３－２４シーズン２回目の瀬戸大橋ダービーを迎えます。