９月２１日からは全国一斉で秋の交通安全運動が始まります。２０日、岡山県庁では出発式が行われ、取り締まりなどが強化されました。

出発式には岡山県警察機動隊の白バイ９台が並び、県の職員や警察官など約５０人が参加しました。県警によりますと２０２４年に入ってから９月１９日までに県内では３３８０件の人身事故が発生していて、死亡した人は３８人と２０２３年の同じ時期と比べ６人増えています。

岡山県では「横断歩行者優先の徹底」や「自転車の安全利用とヘルメット着用に向けた理解の促進」などを運動の重点目標に定め、各地で取り締まりや啓発活動を強化するとしています。

（岡山県警　大場優香交通事故抑止対策官）
「秋の交通安全県民運動が始まります。道路を利用する全ての人が交通ルールを守り、交通事故のない安全な岡山を目指しましょう」

秋の全国交通安全運動は、９月末まで１０日間行われます。