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2021.05.20

聖火リレーの希望の輪が被災地にも…聖火ランナーの元校長が子供たちにプレゼント【岡山・倉敷市】

聖火リレーでつないだ希望の輪は、被災地にも広がっています。

19日、岡山市で行われた聖火のトーチキスに参加した男性が、西日本豪雨の被災地倉敷市真備町の小学校に、聖火のトーチをプレゼントしました。

(受け渡しの様子)
「どうぞ」

聖火のトーチが贈られたのは、倉敷市真備町の川辺小学校です。

この春まで、この小学校で校長を務めていた本多卓郎さんが、19日のトーチキスで使ったものです。

緊急事態宣言が発令されているため、子供たちに直接手渡すことはできませんでしたが、本多さんは、20日、学校を訪れ、カメラに向かってメッセージを贈りました。

(本多卓郎前校長)
「ずっとそれぞれの思いがこもった聖火を、ここにつけて、次の人に渡すことができました。もちろんみんなの思いや、真備の人の思いを炎の中に込めることができたと思っています」

西日本豪雨で被災し、慣れないバス通学や仮設校舎での勉強。不安を抱える子供たちを見守り続けた本多さん…。

東京オリンピックが延期にならなければ、定年前に聖火ランナーを務め、子供たちに聖火のトーチを届けてあげるつもりでした。

(本多卓郎前校長)
「これでやっと聖火リレー、思ってた聖火リレー成し遂げたと思っています」「川辺の子供たちに応援してもらったので、ここに真っ先に急いで持って来る気持ちだったので」

(川辺小学校 井上靖信校長)
「いろんな方の世話もあっただろうし、色んなことを経てここまできているんで、そんなこと感じてくれたらと思う」

復興に向かう子供たちは、今、新型コロナウイルスとも闘っています。

思うような学校生活を送れない子供たちですが、熱い思いが込められた元校長先生からの贈り物は、大きな励みになるに違いありません。
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