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2023.02.06

17年ぶりも 記録更新続々! 初の賞金レース「香川丸亀国際ハーフマラソン」【香川】 

国の内外のトップランナーが讃岐路を駆け抜ける香川丸亀国際ハーフマラソンが、2月5日、3年ぶりに行われ、男女ともに大会新記録が誕生しました。

新型コロナの影響で、2度の延期を経て、3年ぶりの開催となった香川丸亀国際ハーフマラソン。

今回初めて、大会記録などを更新した選手にボーナス賞金が贈られる賞金レースとなりました。

男子は、外国人選手がレースを引っ張る中、トヨタ自動車の太田智樹や、箱根駅伝で優勝した駒澤大学2年の篠原倖太朗、中央学院大学2年の吉田礼志が先頭集団に食らいつきます。

例年以上のハイペースでレースが進む中、14キロ付近から外国人選手が抜け出し、徐々に差が開き始めます。

最後は、ハーフマラソン世界歴代4位の記録を持つNDソフトアスリートクラブのアレクサンダー・ムティソがラストスパートで逃げ切り、大会記録を8年ぶりに更新する59分17秒で優勝。ボーナス賞金300万円を手にしました。

日本人トップの太田は、日本歴代3位となる1時間8秒の4位でフィニッシュ。それに続いた篠原が、日本人学生記録を更新する1時間11秒でゴールしました。

(日本歴代3位を記録! 太田智樹選手 トヨタ自動車)
「後半きつくなってしまったところで、悔しい気持ちが多く残った。来年以降機会があれば出場して、記録を出したい」

一方、女子は、ルートインホテルズのカムル・パウリンが序盤から独走状態。最後まで粘りの走りを見せ、大会記録を17年ぶりに更新する1時間7分22秒でゴールし、こちらもボーナス賞金300万円を手にしました。

日本人トップはパリ五輪の代表選考レース、MGCの出場権を持つダイハツの加世田梨花。日本歴代6位タイとなる1時間8分11秒の2位でフィニッシュしました。

(日本歴代6位タイ 加世田梨花選手 ダイハツ)
「しっかり脚づくりをすれば、マラソンも良い記録が出せるのではないか。マラソンへの自信につながるレースになった」

同じくMGCの出場権を持つ天満屋の谷本観月は、1時間11分48秒で、日本人2位に入りました。