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2023.03.17

伊原木知事「大変、異例な経緯をたどっている」…市のアリーナ構想負担めぐりプロセスに不快感示す【岡山】

岡山市が進める新アリーナ構想について、財政負担を巡り亀裂が生じている岡山県と岡山市。伊原木知事は3月17日の定例会見で、「異例な経緯をたどっている」などと言及しました。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「役所同士で、公金の使い方からすると、大変異例な経緯をたどっている」

17日の定例会見で伊原木知事が言及しました。「新アリーナ構想」は、市がプロスポーツチームや経済界から要望を受け、北区野田への建設に向け、検討を進めているものです。

市は、県に財政支援を求める一方、県は、支援の根拠とされる経済波及効果の説明が不十分などとして、互いに3月、公開質問状や回答書でやりとりしていました。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「質問に対する答えについては、あまり正面から答えていただいていない」

16日、事務レベルの協議で、市が県に行った経済波及効果の説明については…。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「一番大事な根拠とされている、この数字がどういうやり方で出てきたのか、ようやく答えていただいた。ただ、その答え・計算のやり方は我々からすると不思議なやり方」

また、伊原木知事は「元々の普通のプロセスで始めなければ、前に進まないと思っている」と話しました。