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見え方が変わる“危険な橋” 死亡事故を受け安全対策 自転車転倒のリスクが減少【岡山・津山市】

2023.06.16

見え方が変わる“危険な橋” 死亡事故を受け安全対策 自転車転倒のリスクが減少【岡山・津山市】

“危険な橋”に安全対策が施されました。5月27日、自転車の死亡事故が発生した津山市の橋に、安全に橋を渡るための防護柵が設置されました。

設置されたのは、幅80センチ・高さ65センチの4つの防護柵で、樹脂製で柔らかく、反射材が使われています。6月16日、津山市から委託をうけた業者が津山市昭和町にある橋に2メートル間隔で取り付けました。

この橋では5月27日、サイクリングをしていた50歳の男性が、橋と道路の境目にある高さ1メートルの階段から道路に転落し、死亡する事故が発生しました。

通行者の目線では、橋を渡る直前まで境目にある階段を確認することが難しく、今回の対策で通行者が境目を意識しやすくなり、自転車は押して歩くようになるため、転倒のリスクを減らすことができます。

(昭和町町内会 井上昇三会長)
「角度が急なので、歩いていても危ない感じがしていた。これで良くなったと思う」

(津山市土木課 三木崇伸主幹)
「事故については非常に重大な案件として 市も受け止めている。今回の対策で啓発できて、再発防止につながれば」

死亡事故を受け設置された今回の防護柵ですが、事故を未然に防ぐためには自転車の利用者にもヘルメット着用など安全意識の向上が求められています。