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2023.07.21

インハイでは楽しんで、元気に暴れる! ソフトテニス男子団体 岡山理大附属高校【キラキラアスリート】

岡山・香川の頑張っているアマチュアアスリートを応援する「キラキラアスリート」。今回紹介するのは、岡山理大附属高校ソフトテニス部です。

岡山市南区の浦安総合公園テニスコートで6月10・11日に行われた岡山県総体で団体優勝し、8月に北海道苫小牧市で行われるインターハイへの出場を決めました。

■冷静な3年生、元気な1年生

前年王者の理大附属は、準決勝で倉敷工業を2-1で振り切って勝利すると、決勝は岡山南に2-0のストレート勝ち。8年連続の県総体優勝を飾りました。

「相手も向かってくるのはわかっているので、そのことを頭に入れながらコート上でやり切るだけだった」と小泉瑠唯主将(3年)。うれしさはもちろんのこと「安心の方が大きかった」と試合を振り返ります。

U-17全日本メンバーの小泉主将と足利颯太副主将(3年)を中心とするチームの中で、「県総体で一番輝いていた」と小泉主将が評価するのが、本間優作選手(1年)です。「真ん中に立って雰囲気が作れ、試合前に感じる緊張があっても場が和ませることができる」と、チームの活気づけにも一役買いました。

本間選手自身は、「普段の練習から声を出して、元気な雰囲気」を心がけているそうです。持ち前の強気なプレーで、青木晴弥選手(1年)とペアを組んだ個人戦では、7月の中国総体で準優勝の結果を残しました。

■個人戦も理大附属が制す

ペアで戦う個人戦は、足利選手と島谷楽空選手(3年)のペアが県総体で優勝、インターハイ出場を決めました。7月の中国総体でも優勝し、「この結果を自信につなげて全国大会に行きたい。目標は日本一」と意気込みを語りました。

■試合前には必ず「コートの石を拾う」

理大附属高校のルーティーンは、試合前に必ず「コートの石を拾う」ことです。プレーできる感謝を胸に挑む、北海道インターハイ。

前年度、全国大会でいい結果が残せなかった悔しさをバネに、選手たちは「細かい技術の向上と勝負強さ」をテーマに掲げ、「コート上では楽しんで、元気に暴れてきたい」と誓っています。