所得税などの確定申告が２月１６日から始まり、岡山・香川の特設会場では、２０２３年１０月から始まったインボイス制度の相談ブースも設けられ、多くの人が申告に訪れています。

このうち岡山市北区の特設会場には、午前９時の開場から大勢の人が訪れ、税務署のスタッフの説明を受けながらスマートフォンで申告を行うなど手続きを進めていました。

（訪れた人は…）
「スマホで(係員に)やってもらったが、分かりづらい。パソコンではできるが」
「年々流れとして、e-Taxか スマホでとなっているから、待ち合いのイスもなくなり、その流れを感じた」

岡山東税務署によりますと、自宅で申告ができるｅ－Ｔａｘの利用者は年々増えていて、２０２３年は確定申告をした人の中で約７割の２２万人余り、このうちスマートフォンで申告した人は約５万６０００人となっています。

（岡山東税務署　片岡理恵税務広報広聴官）

また２０２３年１０月からインボイス制度が始まっていることで、消費税の申告も今回から必要で、会場にはその相談ブースが設けられています。税務署では２０２４年の申告人数は大幅に増えると見ていて、早めの申告を呼びかけています。